飲食店の厨房かさ上げ工事事例

飲食店厨房工事 業種別工事事例

飲食店の厨房工事で、まず二通りの選択肢があります。

それは、簡単に言うと

水を流すか、流さないか

のように、使い方によって厨房の床の仕上げ方も違ってきます。

ちょっと専門的に言うと

乾式床か湿式床かってことですな。

乾式床の場合

こちらは、水を流さないって事で、主に、軽飲食などで用いられます。

BAR・コーヒースタンド・喫茶店・カフェとかですね。

この床の造作方法としては、大工さんに角材で床を作ってもらって
仕上げに、クッションフロアーや塩ビシートなどで仕上げます。

仕上げが塩ビなので、水物をこぼしても拭きやすいとは思いますよ。

湿式床の場合

こちらは、水を流して床を掃除したいって言う方に要望されます。

ラーメン店・居酒屋さん・うどん屋さんなどの要は重飲食メインのお店ですね。

造作方法としては、左官屋さんがメインになります。

飲食店厨房工事

福岡 飲食店厨房工事

それぞれのメリットとデメリット

やはりそれぞれにはメリットとデメリットは存在します。

それは

まず、乾式の場合

メリットとしては

・工事費用が抑えられる
・解体するのも容易
・施工が早い
・漏水事故がもし起きた時に、床の状態が把握しやすい

逆にデメリット

・水を流して掃除できない

次に湿式の場合

メリット
・乾式よりもしっかりとした床になる
・水を流せる掃除ができる

デメリットとして
・コストが非常にかかる
・寸法違いや仕様変更などによる変更が容易にはできない
・退去後の解体コストがかかる
・水を流すことによって、逆にジメジメして害虫やカビに注意しなければならない。
※特に厨房器材の下などは、手が届かないので掃除しているつもりでもゴミカスが残っていて
害虫の餌になったり、水が乾かずに不衛生になりやすいこともある。

湿式か乾式かは、その地域ごとに、ルールがまちまちですので
担当の保健所にたずねてみることをオススメします。

せっかくの飲食店開業です。

できるだけコストを抑えて、より良いお店になることが
望ましいですよね。

良いお店になるように、頑張ってくださいね!

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